
この記事でできること
この記事では、ブログを始めたあとに作っておきたい固定ページを4つに絞って解説する。
WordPressブログを開設すると、どうしても記事作成に意識が向きやすい。でも、プロフィールやお問い合わせ、プライバシーポリシーのような固定ページがないと、読者から見た信頼感が弱くなる。AdSenseやASP登録を意識する段階でも、サイトの運営者情報や連絡先、個人情報の扱いを確認できる状態にしておきたい。
結論から言うと、最初に作る固定ページは次の4つで十分。

| 固定ページ | 目的 | 最初に入れる内容 |
|---|---|---|
| プロフィール | 誰が書いているか伝える | 運営者名、ブログの目的、経験 |
| お問い合わせ | 連絡窓口を作る | 問い合わせフォーム、返信方針 |
| プライバシーポリシー | 情報の扱いを明記する | アクセス解析、広告、Cookie、個人情報 |
| 免責事項・広告について | 読者との認識違いを減らす | 広告掲載、外部リンク、情報の正確性 |
固定ページは、検索で大きく集客する記事ではない。けれど、ブログ全体の土台としてかなり大事だ。
固定ページとは?投稿記事との違い
固定ページは、日々追加していくブログ記事とは違い、サイト内で常に見せておきたい情報を置くページだ。
WordPress公式ドキュメントでも、固定ページは「About」や「Contact」のような、時系列の投稿ではない静的な情報に使われるものとして説明されている。つまり、ブログ記事が「新しい情報を積み上げる場所」なら、固定ページは「サイトの基本情報を置く場所」だ。
たとえば、次のように考えるとわかりやすい。
| 種類 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| 投稿記事 | 検索流入や読者の悩みに答える | WordPressの始め方、キーワード選定 |
| 固定ページ | サイトの基本情報を伝える | プロフィール、お問い合わせ |
ブログを収益化したいなら、記事だけ増やすより、先に最低限の固定ページを整えたほうがいい。読者が「このブログは誰が運営しているのか」「連絡先はあるのか」「広告や個人情報の扱いはどうなっているのか」を確認できるからだ。
まだWordPressの初期設定が終わっていない人は、先に WordPress開設後に最初にやる初期設定7つ【2026年版】 を済ませておくと、このあとの作業がスムーズになる。
固定ページ1:プロフィール
プロフィールページでは、「このブログは誰が、何のために書いているのか」を伝える。
本名や顔写真を出す必要はない。副業ブログなら、ペンネームでも問題ない。大事なのは、読者が記事を読む理由を持てることだ。
最初は、次の内容を入れておけば十分。
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 運営者名 | ペンネームでOK |
| ブログのテーマ | 何について発信するブログか |
| 自分の経験 | なぜそのテーマを書けるのか |
| 読者への約束 | どんな人に、どんな情報を届けるか |
たとえば副業ブログなら、「会社員として働きながら、WordPressブログの立ち上げと初期収益化を実践している」という一文があるだけでも、読者は立ち位置を理解しやすい。
プロフィールは長すぎなくていい。最初は短く作り、記事が増えてから少しずつ更新すればいい。
固定ページ2:お問い合わせ
お問い合わせページは、読者や企業から連絡を受けるための窓口だ。
ブログを始めたばかりのころは「問い合わせなんて来ない」と思いがちだが、ASP登録や広告主確認、読者からの質問、修正依頼などで必要になることがある。連絡先がないサイトより、問い合わせページがあるサイトのほうが運営実態も伝わりやすい。
入れる内容はシンプルでいい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フォーム | 名前、メールアドレス、本文 |
| 注意書き | 返信できない場合があること |
| 返信目安 | 返信する場合の目安 |
| 禁止事項 | 営業メールや迷惑行為への対応 |
WordPressでは、お問い合わせフォーム用の無料プラグインを使う方法が一般的だ。ただし、プラグインを増やしすぎると管理が大変になるので、最初は必要最低限でよい。
メールアドレスをそのまま本文に書く方法もあるが、迷惑メールが増えやすい。できればフォーム形式にしておくほうが扱いやすい。
固定ページ3:プライバシーポリシー
プライバシーポリシーは、個人情報やCookie、アクセス解析、広告配信などの扱いを説明するページだ。
ここは特に後回しにしないほうがいい。Google Analytics、Search Console、広告、アフィリエイト、問い合わせフォームなどを使う場合、読者の情報をどう扱うかを明記する必要が出てくる。

最初に確認したい項目は次のとおり。
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 個人情報の利用目的 | 問い合わせ返信など、取得情報の使い道 |
| アクセス解析 | Google Analyticsなどを使う場合の説明 |
| Cookie | 広告やアクセス解析でCookieを使う可能性 |
| 広告配信 | AdSenseやアフィリエイト広告を使う場合の説明 |
| 免責事項 | 情報の正確性や外部リンク先について |
| 著作権 | 文章・画像の無断転載を避けてほしい旨 |
| 問い合わせ先 | 連絡できるページへの導線 |
WordPressには、管理画面の 設定 → プライバシー からプライバシーポリシーページを作成または指定できる機能がある。WordPress公式ドキュメントでも、プライバシーポリシーページの作成支援機能がある一方で、内容を正しく使い、最新かつ正確に保つ責任は運営者側にあると説明されている。
つまり、テンプレートを貼って終わりではない。自分のブログで使っているサービスに合わせて、必要な項目を確認して更新することが大事だ。
固定ページ4:免責事項・広告について
免責事項と広告についてのページでは、ブログ内の情報や広告リンクについての考え方を明記する。
プライバシーポリシー内にまとめてもいいし、別ページに分けてもいい。最初は1ページにまとめても問題ない。大事なのは、読者が広告や外部リンクについて確認できる状態にすることだ。
副業ブログで書いておきたいのは、次の内容。
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 広告掲載 | アフィリエイト広告やGoogle広告を掲載する可能性 |
| 外部リンク | リンク先の商品・サービスは外部サイトであること |
| 情報の正確性 | 最新性や正確性に注意するが保証はできないこと |
| 損害への責任 | 情報利用は読者自身の判断で行うこと |
ここでも、強い断定は避ける。読者を守るためだけでなく、自分が無理な約束をしないためにも、広告や外部リンクの扱いは明確にしておく。
なお、Google AdSenseプログラムポリシーでは、ポリシーは変更される可能性があり、パブリッシャー自身が最新のポリシーを確認し遵守する必要があると説明されている。広告を扱うなら、固定ページを作って終わりではなく、運営しながら更新していく前提で考えたい。
WordPressで固定ページを作る手順
固定ページの作り方は難しくない。WordPress公式ドキュメントでも、管理画面から 固定ページ → 新規追加 に進み、タイトルと本文を入れて公開する流れが案内されている。

手順は次のとおり。
- WordPress管理画面にログインする
- 左メニューの
固定ページ→新規追加を開く - タイトルを入力する
- 本文を書く
- パーマリンクを短い英数字にする
- プレビューで表示を確認する
- 問題なければ公開する
おすすめのスラッグ例は次のとおり。
| ページ | スラッグ例 |
|---|---|
| プロフィール | profile / about |
| お問い合わせ | contact |
| プライバシーポリシー | privacy-policy |
| 免責事項・広告について | disclaimer |
日本語URLでも公開はできるが、管理しやすさを考えると英数字のスラッグが無難だ。内部リンクを貼るときにも扱いやすい。
固定ページはフッターやメニューに置く
固定ページは、作っただけでは見つけてもらいにくい。
公開したら、サイトのフッターやグローバルメニュー、サイドバーなど、読者が確認しやすい場所にリンクを置く。特にプライバシーポリシーとお問い合わせは、フッターに常設しておくと見つけやすい。
最低限の配置は、次の形でいい。
| 場所 | 置くページ |
|---|---|
| フッター | プライバシーポリシー、お問い合わせ、免責事項 |
| ヘッダーまたはプロフィール導線 | プロフィール |
| 記事下 | 必要に応じてプロフィールや問い合わせ |
固定ページは、読者が困ったときや確認したいときに見るページだ。目立たせすぎる必要はないが、探さないと見つからない状態にはしない。
AdSenseやASP登録前に見直したいこと
固定ページを作ったら、AdSenseやASP登録前に次の点を見直す。
| チェック | 確認すること |
|---|---|
| リンク切れ | フッターやメニューからページを開けるか |
| 内容の薄さ | 1〜2行だけで終わっていないか |
| サイト名 | ブログ名と固定ページ内の表記が一致しているか |
| 連絡先 | 問い合わせフォームが送信できるか |
| 広告表記 | 広告やアフィリエイトの説明があるか |
| 更新日 | 古い情報のままになっていないか |
Google AdSenseヘルプでは、価値の高い独自コンテンツや、ユーザーにとって有益なページが重要だと説明されている。固定ページだけで審査が決まるわけではないが、読者が安心してサイトを確認できる状態にしておくことは、ブログ運営の基本になる。
AdSense申請前の全体チェックは、AdSense審査前に確認すること【ブログ初心者向けチェックリスト】 で整理している。
ASP登録を進めたい人は、A8.netの始め方【2026年版】ブログ初心者向け登録方法と使い方 や もしもアフィリエイトの始め方【2026年版】ブログ初心者向け登録方法 も合わせて確認しておくと流れがつかみやすい。A8.net登録後、広告主への提携申請タイミングで迷う場合は、A8.netの提携審査に必要な記事数は?ブログ初心者向けに準備すること も参考になる。
よくある質問
Q1. 固定ページは何ページ必要ですか?
最初は4ページで十分。プロフィール、お問い合わせ、プライバシーポリシー、免責事項・広告についてを用意しておけば、ブログの基本情報はかなり整う。
Q2. プライバシーポリシーはテンプレートを使ってもいいですか?
参考にするのはよい。ただし、テンプレートをそのまま貼るだけでは足りないことがある。自分のブログで使っているアクセス解析、広告、問い合わせフォーム、アフィリエイトに合わせて内容を見直す。
Q3. お問い合わせページは必須ですか?
法律上の話とは別に、ブログ運営では用意しておいたほうがいい。読者、広告主、ASP、サービス運営者から連絡が来る可能性があるため、窓口があると安心。
Q4. 顔出しや本名は必要ですか?
必要ない。副業ブログならペンネームで問題ない。ただし、完全に匿名でも、どんな経験をもとに書いているかは伝えたほうが読者は読みやすい。
Q5. 固定ページを作ればAdSenseに通りますか?
固定ページだけでAdSenseに通るとは言えない。AdSenseでは、独自コンテンツやポリシー準拠、サイト全体の状態も見られる。固定ページは、あくまで申請前に整えておきたい土台のひとつ。
まとめ:固定ページは収益化前の土台になる
ブログ初心者が最初に作る固定ページは、次の4つ。
- プロフィール
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
- 免責事項・広告について
記事を増やすことも大事だけれど、固定ページが整っていないと、ブログ全体の信頼感が弱くなる。特にAdSenseやASP登録を考えているなら、記事を書く作業と並行して早めに整えておきたい。
まずは完璧な文章を目指さなくていい。短くてもいいので公開し、使っているサービスや広告が増えたタイミングで更新する。固定ページは一度作って終わりではなく、ブログと一緒に育てるものだ。
次に読みたい記事
- WordPressブログのバックアップ方法【初心者が最初に決めること】
- AdSense審査前に確認すること【ブログ初心者向けチェックリスト】
- Cocoon初期設定で最初にやること7つ【初心者向け】
- もしもアフィリエイトにサイト登録できない時の確認ポイント【ブログ初心者向け】
- ブログ初心者におすすめのASPは?A8.netともしもから始める理由
- A8.netの広告リンクの貼り方【WordPressブログ初心者向け】


コメント